犬や猫に牛乳を与えたら下痢に!?注意点をペット栄養管理士が解説

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著者_高山裕紀

高山裕紀
ペット栄養管理士

早速今日の本題です。東京農業工業大学の研究「犬と猫における長寿に関わる要因の疫学的解析」(※)によると長寿の犬猫に行なっていた6つの習慣の内の1つとして牛乳を与えていたことがわかっています。但し、犬や猫は牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)を消化できず下痢になる可能性があるため、与える際の注意点は必ずご確認ください。

<長寿犬猫にみられる習慣>

・雑種
・毎年予防接種をした
・毎日散歩をした
・同居動物がいた
・食事として手作り調理を与えた
・牛乳を与えた

犬と猫における長寿に関わる要因の疫学的解析 (城戸佐登子氏 他, 2001)

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犬や猫に牛乳を与えるメリット

犬や猫に牛乳を与えるメリット

・水分補給
・カルシウム
・BCAA
・ビタミン

牛乳は準完全栄養食品であり、各種栄養素のバランスが非常に優れた飲み物です。ここでは犬や猫に牛乳を与えるメリットをまとめました。

水分補給

あまり水を飲まない犬や猫でも牛乳であれば飲む子も多いため、水分補給として活用できます。

カルシウム

牛乳は豊富なカルシウムを含むため、骨の健康に大切な役割を果たします。しかし、犬や猫にとってカルシウムとリンのバランスがとても大切であり、カルシウムの過剰摂取には注意が必要です。

BCAA

BCAAはバリン・ロイシン・イソロイシンのアミノ酸の総称です。筋肉でエネルギーとなる重要な栄養素です。

ビタミン

牛乳には皮膚の機能を正常に保つビタミンB2やタンパク質の合成や赤血球の合成などの効果が期待できるビタミンB12が豊富に含まれています。

犬や猫は牛乳を飲むと下痢になる?与える際の注意点

犬や猫は牛乳を飲むと下痢になる?与える際の注意点

・乳糖不耐症
・アレルギー
・牛乳の温度
・カルシウムとリンのバランス

乳糖不耐症

犬や猫は乳糖をグルコースとガラクトースに分解する乳糖分解酵素(ラクターゼ)が少ない傾向にあり、乳糖を消化吸収できず下痢などを引き起こす可能性があります。もちろん下痢になるかどうかは個体差があります。

アレルギー

牛乳アレルギーを持つ犬や猫もいますので、初めて与える場合は下痢や嘔吐がないかを確認しながら少量ずつ与えて下さい。

牛乳の温度

与える牛乳の温度が低い場合、下痢をする可能性がありますので、必ず常温にして与えるようにしてあげて下さい。

カルシウムとリンのバランス

犬や猫はカルシウムとリンのバランスが崩れると体調に支障をきたします。リンに比べてカルシウムを多く摂取しすぎると、骨格の成熟遅延や骨関節の疾患を起こす場合があるため、牛乳の与えすぎも注意が必要です。

犬用や猫用のミルクがおすすめ

犬用や猫用のミルクがおすすめ

・犬用猫用のミルク
・ヤギミルク

犬用猫用のミルク

人間用の牛乳は下痢をする恐れがありますが、犬用猫用のミルクであれば乳糖が抑えられているため下痢の心配が低いです。さらに、犬や猫に特化した栄養素が配合されていますので、人間用の牛乳より適していると言えます。

ヤギミルク

ヤギミルクも犬用や猫用のミルクと同様に、乳糖が少なく下痢の心配が低いだけではなく、母乳に近い栄養素が配合されていますのでおすすめです。

まとめ

・とある研究によると長寿の犬猫に行なっていた6つの習慣の内の1つとして牛乳を与えていたことがわかっています
・牛乳を与える際は下痢に気をつける必要があります。
・犬用や猫用ミルクや、ヤギミルクは下痢の心配が低いですのでおすすめです。

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