2016年にアニコム損害保険会社の調査(※1)した犬の平均寿命は13.7歳でした。1990年ごろの犬の平均寿命は6〜7歳と言われているため、この30年で2倍も平均寿命が伸びていることがわかります。
そこで本記事では、平均寿命は犬の品種や体格・体重によっても異なるため、今日は犬の平均寿命のランキングを犬種別、体格・体重別にまとめました。
※1 アニコム損害保険株式会社
犬の品種別の平均寿命ランキング
アニコム損害保険会社の調査を基に犬の品種別の平均寿命をランキング形式でまとめました。
第1位:イタリアン・グレーハウンド
平均寿命はなんた15.1歳。気品あふれるスタイルの犬です。ルネッサンス期の貴族に愛されてきたと言われています。
第2位:ミニチュア・ダックスフンド
平均寿命はなんと14.7歳。狩猟犬として活躍してきたダックスフンドは、とても好奇心旺盛な性格の犬です。日本ではとても人気の品種です。
第2位:トイ・プードル
ミニチュア・ダックスフンドと並んで平均寿命はなんと14.7歳。頭が良いためしつけがしやすく、その愛くるしい見た目から日本ではとても人気の品種です。
第4位:柴犬
柴犬の平均寿命はなんと14.5歳。猟犬や番犬として活躍してきた柴犬は、とても賢く勇敢な性格の犬です。縄文時代から一緒に暮らしてきた犬と言われています。
第5位:パピヨン
パピヨンの平均寿命は第4位の柴犬と僅差の14.4歳。小型犬の中では1番IQが高いとの調査結果があるほど賢い犬です。マリーアントワネットに寵愛されていた犬でもあります。
犬の品種別平均寿命ランキング一覧
犬の品種別の平均寿命ランキングTOP5
第1位:イタリアン・グレーハウンド
第2位:ミニチュア・ダックスフンド
第2位:トイ・プードル
第4位:柴犬
第5位:パピヨン
犬の体格・体重別の平均寿命ランキング
アニコム損害保険会社の調査を基に犬の体格・体重別の平均寿命をランキング形式でまとめました。全体を通してみると、体重が重い大型ほど寿命が短い傾向にあります。
第1位:小型犬(体重5〜10kg)
体重の軽い小型犬が第1位の14.2歳という結果でした。超小型犬ではなく小型犬が第1位ということですので、必ずしも体重には比例していないことになります。
第2位: 超小型犬(体重〜5kg)
体重の最も軽い超小型犬が第2位の13.8歳という結果でした。トイプードルやパピヨンなど品種別の平均寿命ランキングでも上位に並んでいましたね。
第3位: 中型犬(体重10〜15kg)
中型犬が第3位の13.6歳という結果でした。品種別の平均寿命ランキングでは柴犬などが該当します。
犬の体格・体重別の平均寿命一覧
犬の体格・体重別の平均寿命ランキングTOP3
第1位:小型犬(体重5〜10kg)
第2位: 超小型犬(体重〜5kg)
第3位: 中型犬(体重10〜15kg)
愛犬が長生きするための秘訣とは
盲導犬の平均寿命は家庭犬の平均寿命より長いという研究結果があります(※3)。盲導犬は健康管理や衛生管理がしっかりしているだけではなく、飼い主さんとのスキンシップの時間も長いことが起因しているのではないでしょうか。
そのため、年齢や体調に合わせた食事管理はもちろんのこと、散歩時間も年齢や体型に合わせて工夫して、愛犬に合った適度な運動をさせてあげましょう。そして、話しかけたり触れ合うことでスキンシップをたくさんとってあげてくださいね。
※3 盲導犬の平均死亡年齢について (日本補助犬科学研究)
愛犬が長生きするための秘訣とは
・年齢や体調に合わせた食事管理
・愛犬に合った適度な運動
・話しかけたり触れ合うことでスキンシップをたくさんとる
まとめ
・今日はこの平均寿命が犬種別と体格・体重別のランキングをまとめました。
・アニコム損害保険会社の調査によると、小型犬ほど平均寿命が長い傾向にあることがわかりました。
・品種に関わらず長生きするためには、毎日の食事管理と愛犬に合った適度な運動、スキンシップが大切です。