プレミアムドッグフードとは?選び方や注意点をペット栄養管理士が解説

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この記事の著者

著者_高山裕紀

ペット栄養管理士 高山裕紀
「食事と健康のはなし」編集長。
ペットフード会社でドッグフードの開発を経験後に動物たちの健康寿命の延伸を目的に(株)topetを創業。
日本ペット栄養学会所属。ペット栄養管理士、犬の管理栄養士を保有。

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はじめに

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サービスの目的

早速今日の本題です。最近はプレミアムドッグフードと称したドッグフードをインターネットで良く見かけますよね。そもそもプレミアムドッグフードとはどんなドッグフードなのでしょうか?1kgあたり8,000円という高価格のプレミアムドッグフードもありますが、価格の違いはどこにあるのでしょうか?ペット栄養管理士としてプレミアムドッグフードの開発にも携わったことがありますので、プレミアムドッグフードの選び方についても解説します。

プレミアムドッグフードとは?

・ヒューマングレード
・グレインフリー 、グルテンフリー
・機能性成分 (サプリメント成分)

プレミアムドッグフードとはどんなドッグフードでしょうか?一般的にはヒューマングレードとか無添加とかそんなイメージを持たれる方も多いかと思います。実は法律的な定義はありませんので、各ドッグフードメーカーがそれぞれの定義で名づけているのが現状です。一般的にプレミアムドッグフードメーカーが売りとしている点をまとめると、下記の3つの共通点があります。

ヒューマングレード

ドッグフードは法律上“飼料”として定義されているため、食品衛生法で規定される人間が食べる“食品”とは扱いが異なります。そのため、食品に比べると、保存料や着色料などの添加物は自由に使用できます。そこで、食品レベルの食材やしっかりとした製造管理をしているドッグフードをこれまでのフードと区別して”ヒューマングレード”と呼ぶようになりました。しかし、”ヒューマングレードも明確に定義されている言葉ではないため、選び方には注意が必要です。メーカーごとに解釈が異なることを頭に入れて、しっかりパッケージやメーカーのホームページを確認しましょう。

グレインフリー 、グルテンフリー

穀物不使用のドッグフードをグレインフリー、小麦不使用のドッグフードをグルテンフリーと呼びます。穀物は犬と猫にとって消化吸収が悪いと言われますが、実際のドッグフードは生のままではなくα化(消化できる状態)しているため問題なく消化吸収できます。そのため、選び方で意識すべきなのはアレルギーです。穀物の中でもアレルギーが比較的発症しやすいのは小麦とうもろこしですので、アレルギーが気になる方はこの2つを意識すれば良いかと思います。穀物自体は栄養価が高いものが多いため、犬の健康には有益です。こちらのコラムにグレインフリーやグルテンフリーのドッグフードについて詳しく解説しています。

機能性成分(サプリメント成分)

乳酸菌やグルコサミン配合など、プレミアムドッグフードには機能性成分が配合されていることが多いです。この機能性成分は一般的なサプリメントと同様の成分を配合しているため、プレミアムドッグフードの選び方のポイントにもなります。

プレミアムドッグフードの選び方

プレミアムドッグフードの選び方

・原材料の産地
・アレルギー

・添加物
・機能性成分 (サプリメント成分)

原材料の産地

ドッグフードの原材料は産地によって価格が変わります。少しでもドッグフードの原価を下げるため、コストの安い原材料を使用することはあります。ヒューマングレードと呼んでいても必ずしも食品レベルにあるとは限りませんので、選び方のポイントは産地を公開しているドッグフードをおすすめします。プレミアムドッグフードは原材料の産地次第で価格が変わります。

アレルギー

選び方のポイントとしては、アレルギーがわかっている犬であれば、原材料としてアレルギーが含まれていないことを確認しましょう。アレルギーがわかっていない犬であれば、先述の通り小麦ととうもろこしの2つを意識してあげると良いです。

添加物

プレミアムドッグフードと呼ばれているドッグフードは無添加志向のものが多いですが、無添加と書いてあっても添加物は使われているケースが殆どです。選び方のポイントは、最低限必要な栄養を補う添加物天然由来の酸化防止剤以外の添加物は極力使用していないドッグフードをおすすめします。添加物についてはこちらの記事に詳しくまとめています。

機能性成分

機能性成分は犬にとって病気の予防や改善につながると期待されている成分もあり、犬にとって必須ではありませんが健康を維持するという点で摂取しておきたいです。プレミアムドッグフードには機能性成分を強みにしている商品が多いため、しっかり配合されている成分を確認しましょう。ただし、機能性成分の量を明記しているドッグフードは少ないため、選び方のポイントは配合量をしっかり明記しているところが信頼できると思います。プレミアムドッグフードは機能性成分の配合量で価格が大きく変わります。

プレミアムドッグフードの機能性成分の選び方

プレミアムドッグフードの機能性成分の選び方

・乳酸菌
・オリゴ糖/食物繊維
・DHA/EPA (オメガ3脂肪酸)
・グルコサミン/コンドロイチン
・タウリン

プレミアムドッグフードによく配合されている機能性成分をまとめました。プレミアムドッグフードを選ぶ際の参考にしてみてください。

乳酸菌

乳酸菌と言っても種類は多岐にわたりますが、プレミアムドッグフードでは腸内環境の改善を目的に配合しているフェカリス菌を使用している商品が多いと感じています。選び方のポイントは配合している乳酸菌量を明記しているものが良いです。

オリゴ糖/食物繊維

プレミアムドッグフードで使用されているオリゴ糖はフラクトオリゴ糖やイソマルトオリゴ糖があります。プレミアムドッグフードで使用されている食物繊維は多岐にわたりますが、ビートパルプ(甜菜繊維)やイヌリンなどが挙げられます。オリゴ糖や食物繊維は腸内の善玉菌を増やす作用があるため、腸内環境の改善が期待できます。

DHA/EPA (オメガ3脂肪酸)

魚油に多く含まれる脂肪酸で、食品でよく名前を聞くかと思います。プレミアムドッグフードには皮膚・被毛、関節、心臓、腎臓、神経・認知機能への健康維持を期待して配合されています。動物の肉や植物由来のオイルに多く含まれる脂肪酸であるオメガ6脂肪酸との摂取比率がとても大切です。

グルコサミン/コンドロイチン

食品でもお馴染みかと思いますが、犬も人と同様に関節保護の効果を期待されて配合されています主にシニア向けのフードで見かける機会が多いです。

タウリン

犬にとってタウリンは心臓との関連が強い栄養素だと言われています。タウリンが不足した状態が続くと拡張型心筋症のリスクが高くなることがわかっており、タウリンを適量摂取しておくことで心臓の健康維持といった効果が期待されています。

まとめ

・明確な定義はありませんが、プレミアムドッグフードとは何かについてポイントを説明しました。
・ポイントを踏まえてプレミアムドッグフードの選び方を説明しました。
・最後にプレミアムドッグフードに含まれる機能性成分と選び方について説明しました。

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