難消化性デキストリンは犬や猫の腸活におすすめ!期待できる効果をペット栄養管理士が解説

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著者_高山裕紀

高山裕紀
ペット栄養管理士

難消化性デキストリンは一見聞き慣れない単語かもしれませんが、私たちが普段の食事で摂取する食物繊維の一つです。人用の特定保健用食品や機能性表示食品でも良く利用され、最近ではドッグフードやキャットフード、犬猫用おやつでも見かけるようになりました。そこで今日は難消化性デキストリンが犬や猫に対して期待できる効果についてまとめました。是非チェックしてみて下さい。

※1 善玉菌のエサとなることで、善玉菌を増やす作用を持った食品。

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難消化性デキストリンとは?

食物繊維の種類
・水溶性食物繊維 ←難消化性デキストリン
・不溶性食物繊維

難消化性デキストリンは天然のデンプンを原料とした水溶性の食物繊維です。食物繊維は小腸で消化・吸収されずに大腸まで到達し、便を柔らかくしたり大腸を刺激することで排便を促す効果が期待できます。また、食物繊維には水溶性と不溶性があり、それぞれ作用が異なります。

水溶性食物繊維

水溶性食物繊維は体内で水に溶けてゲル状になり便を柔らかくします。また、善玉菌のエサとなることで、腸内環境を整えることを期待できます。

不溶性食物繊維

便の量を増やして大腸を刺激することで排便を促します。犬や猫は草食動物のように発酵槽を持たないため、不溶性食物繊維はすぐに大腸を通過してしまい、善玉菌のエサとなることで腸内環境を整える効果は発揮し難いです。

難消化性デキストリンが犬や猫に期待できる効果

・腸内環境の改善
・風邪や病気の予防
・口臭や歯周病の予防
・食後の血糖値上昇の抑制
・脂質の吸収スピードの抑制

これまでの説明で難消化性デキストリンは水溶性食物繊維であるため、腸内環境を整えるイメージを持たれている方は多いかと思いますが、その他にも多くの嬉しい効果がわかっています。

腸内環境の改善

難消化性デキストリンは基本的に胃や小腸で消化されず大腸に直接届きます。これにより、ビフィズス菌や乳酸菌といった善玉菌のエサとなり、善玉菌の数を増やすことで慢性的な下痢や便秘の改善が期待できます。

風邪や病気の予防

腸内環境が整っていないと免疫機能がうまく働かなく、細菌やウイルスが侵入した時に防ぐことができません。そのため、普段から腸内環境を整えて免疫力を維持することで風邪や病気の予防が期待できます。

口臭や歯周病の予防

腸内環境が整っていないとニオイ物質が増殖されてしまいます。そして、本来肝臓で分解されるべきニオイ物質が分解しきれないと、腸管から吸収されて肺まで上がってきてしまいます。すると、呼気にニオイ物質が混ざり口臭の原因になります。また、腸内環境が整っておらず、免疫力が下がっていると免疫細胞が歯周病菌を防ぎきれず歯周病にかかりやすくなることも考えられます。そのため、腸内環境を整えておくことで、口臭や歯周病の予防に繋がります。

食後の血糖値上昇の抑制

炭水化物は体内でブドウ糖に分解され、小腸で吸収されます。この時、難消化性デキストリンにより糖分の吸収を抑えることで、食後の血糖値上昇を抑制します。

脂質の吸収スピードの抑制

難消化性デキストリンには、脂肪の吸収を緩やかにし、食後の血中中性脂肪の上昇を抑える働きがあります。

まとめ

・食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があり、難消化性デキストリンは水溶性食物繊維に該当します。
・愛犬や愛猫に難消化性デキストリンを与えることで、腸内環境の改善、風邪や病気の予防、口臭や歯周病の予防、食後の血糖値上昇の抑制、脂質の吸収スピードの抑制が期待できます。

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