【海外と日本を比較】ペットフード先進国の栄養基準

【海外と日本を比較】ペットフード先進国の栄養基準おすすめ
【海外と日本を比較】ペットフード先進国の栄養基準
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最近は海外産のドッグフードやキャットフードが多く出回り人気を集めています。そのため、何編かに分けて海外と日本のペットフード比較をしていきたいと思います。今日は第一弾として、ペットフード栄養基準の歴史とともに海外と日本を比較していきたいと思います。

ペットフード栄養基準の歴史

1960年代
米国科学アカデミーの調査研究部門であるNRC (National Research Council) は世界で初めて栄養基準を作り出しました組織です。この組織がこの時代に今ではおなじみの「総合栄養食」を具体化しました。

1970年代
1970年代に入り、NRCから1974年に犬の栄養基準、1978年に猫の栄養基準が発表され、明確な基準が出来上がりました。

1990年代
米国飼料検査官協会であるAAFCO (American Association of Feed Control Officials) が犬の栄養専門家小委員会および猫の栄養専門家小委員会を発足させ、新たな犬の栄養基準と猫の栄養基準を発表しました。

〜現在
定期的にこのAAFCO栄養基準の内容を改善し、現在のグローバルスタンダードとなっています

押さえておきたい栄養基準

ここまで歴史について説明していきましたが、ここからはどういった栄養基準が存在していて、どういった国や地域が採用しているかを説明していきます。

NRC
上でも紹介したように、米国科学アカデミーの調査研究部門であるNRCですが、具体的には調査研究を集めて評価する非営利組織です。2000年以降は「犬と猫の栄養要求量に関する発表」を2006年にしています

AAFCO
現在のグローバルスンダードですが、1997年版の栄養基準をアメリカのペットフード協会、オーストラリアのペットフード工業会が採用しています。日本でもこの基準を採用していますが、2016年版の新基準への移行期となっています (2021/04/23現在)。

FEDIAF
ヨーロッパで採用されている基準で、AAFCO基準をベースにNRCの2006年版による考え方を採用した独自の基準です。

最後に

今日は栄養基準をベースに説明しました。栄養基準という点において、日本はペットフード先進国と言われる欧米と同様の基準を採用し、さらに新基準への移行も進めていることがわかりました。次回は違った角度から海外と日本とペットフードを比較していきたいと思います。

まとめ

・最近は海外産のドッグフードやキャットフードが多く出回り人気を集めているため、日本と海外のペットフードを栄養基準という点で比較します。
・1960年代から様々な歴史を経て今日の総合栄養食という形になっていきました。
・栄養基準はNRC・AAFCOそしてFEDIAFが定める基準があり、FEDIAFは欧州が採用しAAFCOは日本を含むそれ以外の国々が採用しています。
・栄養基準に関してはペットフード先進国も日本も変わらないことがわかりました。次回は異なる切り口で比較していきます。

この記事の著者

ペット栄養管理士 高山裕紀
topetの専任アドバイザーである獣医師の監修や論文等を用いて正確な情報をお届け致します。

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