愛猫の唾液が臭うことってありませんか?この記事では、猫の唾液の臭いの原因と臭いを減らす方法について詳しく解説します。場合によっては獣医師への相談も必要になりますので、最後まで是非チェックしてみてください。
猫の唾液の臭いの原因
猫の唾液の臭いは、猫の口内環境を保つために必要な酵素や細菌が、主な原因となっています。
体についた細菌
猫は、舐めることで体を清潔に保っています。猫は、毛づくろいの際に、毛玉を吐き出すことがありますが、これは舐めた毛が胃や腸にたまってしまった場合に、排出するために行われるものです。
実は、毛づくろいをする際に、体についた細菌も口内に取り込んでいます。そのため、取り込んだ細菌が口臭や唾液の臭いの原因になることがあります。
猫の口内環境が悪化
猫の口内環境が悪化すると、口臭や唾液の臭いが強くなることがあります。例えば、歯周病や口内炎などの疾患がある場合には、口内の細菌が増えて、唾液の臭いが強くなることがあります。
また、歯石がたまっている場合にも、口内の細菌が繁殖しやすくなります。
猫の唾液の臭いの原因
・毛づくろいをする際に、体についた細菌を舐めることが口臭や唾液の臭いの原因になることがある。
・猫の口内環境が悪化すると、口臭や唾液の臭いの原因になる。
猫の唾液の臭いを減らす方法
猫の口内環境を良好に保つことが、唾液の臭いを減らすために有効です。具体的には、定期的に歯磨きを行うことや、獣医師による歯石除去を受けることが効果的です。
また、猫の食事にも注意が必要で、口臭を抑える成分が含まれたフードやサプリメントを選ぶと良いでしょう。
定期的な歯磨き
歯磨きは口臭や唾液の臭いの対策にとても効果的です。どうしても嫌がる猫の場合は指に取り付けるシートを利用するなど、愛猫にストレスを与えない方法を検討してあげましょう。
猫の正しい歯磨きの手順については下記の記事を参考にしてください。
獣医師による歯石除去
猫の歯石は、口内環境の悪化や歯周病の原因となるため、歯石がある場合は、歯石除去が必要です。
歯石は、歯垢が細菌などの成分と混ざって硬化したもので、歯石を放置すると口臭や口内炎、歯肉炎、歯周病、歯の抜け落ちなどの症状が起こる可能性があります。
猫の歯石除去は、獣医師によって行われます。歯石除去は、一般的に麻酔下で行われるため、猫が不安や痛みを感じることはありません。
獣医師は、専用の器具を使用して歯石を取り除き、歯周ポケットの洗浄や歯の表面の研磨などを行います。
食事の改善
猫の口臭や唾液の臭いを減らす食事選びとして、咀嚼性の高い食事(ドライキャットフードなど)や口腔ケア成分が配合されたキャットフードやサプリメントがあります。
口腔ケア成分には、ラクトフェリンや口腔ケアに特化した乳酸菌KT-11、グロビゲンPG、なた豆などがおすすめです。
ラクトフェリンについては下記の記事を参考にしてください。
猫の唾液の臭いを減らす方法
・歯磨きは口臭や唾液の臭いの対策にとても効果的です。
・歯石がある場合は、口内環境の悪化や歯周病の原因となるため、獣医師に相談の上、歯石除去を行いましょう。
・キャットフードは咀嚼性の高いドライキャットフードを選びましょう。
・口腔ケア成分には、ラクトフェリンや口腔ケアに特化した乳酸菌KT-11、グロビゲンPG、なた豆などがおすすめです。
猫の唾液の臭いが強い場合の注意点
猫の唾液の臭いが強く感じられる場合には、口内環境が悪化している可能性があります。そのため、早めに獣医師に相談して口内環境の改善を図ることが重要です。
また、猫が口を開けて鳴くことが減ったり、食欲が低下したりする場合には、口内炎や歯周病などの疾患が考えられるため、獣医師の診察を受ける必要があります。
猫の唾液の臭いは、猫種や年齢によって異なることがあります。また、猫の健康状態や食事内容によっても影響を受けるため、定期的な健康チェックや獣医師のアドバイスを受けることが大切です。
猫の唾液の臭いが強い場合の注意点
・唾液の臭いが強い場合は、口内環境の悪化を疑って、早めに獣医師に相談をしましょう。
・猫が口を開けて鳴くことが減ったり、食欲が低下したりする場合にも、口内炎や歯周病の可能性が考えられます。
・猫の唾液の臭いは、年齢や健康状態など他の要因も考えられるため、定期的に健康チェックや獣医師のアドバイスを受けましょう。
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まとめ
・猫の唾液の臭いの原因には、毛づくろいをする際に、体についた細菌を舐めることや口内環境の悪化が考えられます。
・猫の唾液の臭いを減らす方法には、定期的な歯磨きや歯石除去、食事の改善が良いです。
・猫の唾液の臭いが強い場合は、早めに獣医師に相談をしましょう。
・猫の唾液の臭いは、年齢や健康状態など他の要因も考えられるため、定期的に健康チェックや獣医師アドバイスを受けることが大切です。