ドッグフードやキャットフードは勿論のこと、犬猫用おやつなどの原材料でも乳酸菌を良く見かけますね。
中でも乳酸菌KT-11(クリスパタス菌KT-11)は近年盛んに研究されている口腔ケアに特化した乳酸菌でもあり、犬や猫用の商品でも良く見かけるようになりました。
今日はそんな乳酸菌KT-11の犬や猫に対して期待できる効果について解説します。是非チェックしてみて下さい。
乳酸菌KT-11(クリスパタス菌KT-11)とは?
乳酸菌KT-11(クリスパタス菌KT-11)は、乳幼児の腸内から発見された乳酸菌です。大学との共同研究により口腔ケアやアレルギー症状の軽減など多くの効果が期待されています。
犬猫用の商品に配合される際は殺菌処理された死菌として提供されていますが、乳酸菌KT-11は死菌としても活躍することがわかっています。
また、乳酸菌KT-11に限らず死菌の有用性はバイオジェニックスとして近年とても期待されています(※1)。
※1直接腸内フローラのバランスが正常になるように働きかける乳酸菌。
乳酸菌KT-11(クリスパタス菌KT-11)
・口腔ケアやアレルギー症状の軽減
・殺菌処理された死菌としても活躍
犬や猫に乳酸菌KT-11(クリスパタス菌KT-11)を与える効果は?
乳酸菌KT-11はメーカーと大学との共同研究が盛んに行われており、歯周病の予防・改善に関する研究結果が特に注目すべきポイントです。
歯周病菌やプラークの減少など
大学との共同研究において、歯周病菌やプラークの減少、歯茎の腫れや赤みの減少に対しての効果が確認されています (※2)。
アレルギー症状の軽減
大学との共同研究において、花粉症やアトピー性皮膚炎といったI型のアレルギーに対しての軽減作用が確認されています (※3)。
※2K. Tobita et al. (2017) “Effects of heat-treated Lactobacillus crispatus KT-11 strain consumption on improvement of oral cavity environment: a randomised double-blind clinical trial”
※3 飛田 啓輔、大谷 元 (2010) “Lactobacillus cristatus KT -11株の I型アレルギー軽減作用”
期待できる効果
・歯周病菌やプラークの減少など
・アレルギー症状の軽減
乳酸菌KT-11配合の「お口のふりかけ」
手間のかかるお口のケアが『削るだけで、簡単!』
・普段のごはんと一緒によく噛んで食べることで、歯垢・口臭を軽減!
・粒を専用ミルにいれて2~3回擦りながら、ごはんにかけるだけで手間いらず。
・1日55円からはじめられる!
まとめ
・乳酸菌KT-11は犬や猫の口腔ケアやアレルギー症状の軽減、殺菌処理された死菌としても活躍しています。
・メーカーとと大学との共同研究では、歯周病菌やプラークの減少、アレルギー症状の軽減などの効果が確認されています。