
topet編集部
「最近、愛猫の口が臭う気がする」
そう感じても、「猫だから多少は仕方ない」と思っていませんか?
実は、猫の口臭は単なる「におい」ではなく、お口の健康状態を知るためのサインになることがあります。
猫では歯肉炎や歯周病のほか、歯の組織が壊れていく「歯の吸収病変」や、強い炎症を起こす慢性歯肉口内炎など、さまざまな口腔疾患が起こります。2025年に発表された猫の歯科ケアガイドラインでも、これらは重要な口腔疾患として整理されています。
だからこそ、猫のデンタルケアは「歯を磨くこと」だけではありません。
愛猫のお口の“いつも”を知り、変化に気づくこと。
そこから、本当のデンタルケアが始まります。

猫の口臭、実は歯肉炎のサインかも
健康な猫でも多少の口のにおいはあります。
しかし、以前より明らかに口臭が強くなった場合は、一度お口の中を確認してみましょう。
特に、
• 歯ぐきが赤い
• 歯に歯垢や歯石が付いている
• よだれが増えた
• 口元を気にする
• 食べ方が変わった
• 口を触られるのを嫌がる
といった変化があれば注意が必要です。
歯肉炎は、歯ぐきに炎症が起きている状態です。そこから炎症が進み、歯を支える組織まで破壊されると歯周病になります。
歯の表面に付着するプラーク(歯垢)には細菌が存在するため、歯石になってから対処するのではなく、プラークの段階から減らしていくことが大切です。
「歯磨きしているから大丈夫」とは限らない
猫のデンタルケアの基本は歯磨きです。
歯磨きには、歯の表面に付着したプラークを物理的に取り除く役割があります。
ただし、歯磨きをしていれば、すべての歯科疾患を防げるわけではありません。
その代表が「歯の吸収病変」です。
これは猫でよくみられる歯の病変で、歯の組織が徐々に吸収されていきます。しかも、病変が歯の内部や歯根側にある場合、外から見ただけでは分からないことがあります。
そのため、必要に応じて歯科X線検査が行われます。
つまり、
歯磨き=毎日の予防ケア
である一方、
動物病院での歯科チェック=見えない病気を確認する機会
でもあるのです。
「歯がきれいだから大丈夫」とは限らないことを覚えておきたいですね。
猫の歯磨きは「完璧」より「続けること」
猫は口元を触られることが苦手な子も多く、いきなり歯ブラシを入れると嫌がってしまうことがあります。
まずは口元を触る。
唇を少しめくって歯を見る。
指で歯に触れてみる。
歯ブラシを見せる。
そして、少しずつ磨いてみる。
このように段階を踏むことが大切です。
最初からすべての歯を完璧に磨こうとするより、「嫌になる前に終えること」が、長く続けるコツです。
それでも歯磨きが難しい猫もいます。
その場合には、デンタルワイプ、オーラルジェル、水添加製品、デンタルフードなど、歯磨き以外のケア方法もあります。
ただし、歯ぐきの強い赤みや出血、痛み、食べ方の変化などがある場合は、ホームケアだけで済ませず獣医師に相談しましょう。
「食べているから大丈夫」とは限らない
猫のお口で見逃したくないのが、「食欲はあるけれど、食べ方が変わった」という変化です。
猫は痛みがあっても、それを分かりやすく見せないことがあります。
食べるのに時間がかかる。
食べ物を口から落とす。
硬いものを避ける。
食事中に顔を傾ける。
こうした変化も、お口の状態を知る手がかりになります。
だからこそ、毎日の「いつも」を知っておくことが大切です。

デンタルケアは「観察」から始まる
猫のデンタルケアというと、「どうやって歯を磨くか」に目が向きがちです。
でも、その前にできることがあります。
それは、愛猫のお口の“いつも”を知ること。
いつもの口臭。
歯ぐきの色。
食べ方。
よだれの量。
口元を触ったときの反応。
普段を知っていれば、「今日は少し違う」という変化にも気づきやすくなります。
そして、元気なうちからできるケアを続ける。
歯磨きができるなら歯磨きを。
難しければ、その子に合った方法を探す。
必要に応じて動物病院でチェックしてもらう。
見る・気づく・ケアする。
この積み重ねが、猫のデンタルケアにつながります。
歯磨きが苦手な猫にも、毎日できるケアを
だからこそ、デンタルケアは無理なく毎日続けられることが大切です。
topetの「お口のふりかけ」は、いつものごはんにふりかけるだけ。
歯磨きが苦手な猫にも取り入れやすく、毎日の食事と一緒にお口のケアを習慣にできます。
愛猫の健康を考えるなら、まずは毎日のごはんから。
いつもの食事に「お口のふりかけ」をプラスして、今日からデンタルケアを始めてみませんか?

愛猫のお口を見ることから、健康管理を
猫があくびをしたとき。
ごはんを食べているとき。
顔をなでているとき。
「今日のお口はいつもと同じかな?」
ほんの数秒、口元を見てみる。
口臭、歯ぐき、食べ方。
昨日と違うところはないかな、と観察する。
その小さな習慣が、愛猫の変化に気づくきっかけになります。
デンタルケアは、歯を磨くことだけではありません。
見ること。
気づくこと。
そして、できるケアを続けること。
愛猫のお口の健康を、毎日の習慣から考えてみませんか?
・普段のごはんと一緒によく噛んで食べることで、歯垢・口臭を軽減!
・粒を専用ミルにいれて2~3回擦りながら、ごはんにかけるだけで手間いらず。
・1日55円からはじめられる!
まとめ
・猫の口臭は健康のサイン
口臭の変化は歯肉炎・歯周病・吸収病変などの可能性があり、早期発見が重要。
・歯磨きだけでは防げない疾患がある
歯の吸収病変など“見えない病気”は歯科X線が必要になることもあり、定期的な病院チェックが欠かせない。
・デンタルケアは観察から始まる
口臭・歯ぐきの色・食べ方・よだれ・触られたときの反応など、日々の「いつも」を知ることが変化に気づく第一歩。
・続けられるケアを選ぶことが大切
歯磨きが難しい場合は、ふりかけ型ケアやワイプなど、その子に合った方法で“毎日続けられる習慣”を作ることが鍵。




