柿は免疫力を維持する働きのあるβカロテン含み猫にとって体に良い果物です。ただし、柿の与えすぎは猫の肥満の原因にもなりますので適量が望ましいです。今日はそんな柿の食べさせ方について解説しました。是非チェックしてみて下さい。
猫は柿を食べれる?含まれる栄養素とその効果は?
柿の栄養素
・βカロテン
・ビタミンC(アスコルビン酸)
・ポリフェノール
柿(甘柿)の100g当たりのカロリーは約63kcalでβカロテンやビタミンC、ポリフェノールを含み、猫が食べれる果物です。ここでは柿の栄養成分とその効果についてまとめています。
100g中に含まれる食品成分(文部科学省「食品データベース」https://fooddb.mext.go.jp/index.plより)
エネルギー | 63kcal |
水分 | 83.1g |
タンパク質 | 0.4g |
脂質 | 0.2g |
炭水化物 | 15.9g |
灰分 | 0.4g |
βカロテン
βカロテンは猫の体内でビタミンAに変換され、視力や皮膚・粘膜の健康を維持します。 また、抗酸化作用を持つため免疫力を維持する働きも期待できます。
ビタミンC(アスコルビン酸)
ビタミンの中でも強い抗酸化作用を持ち、免疫力を維持する働きが期待できます。また、猫の皮膚や関節に重要な成分であるコラーゲンとの関わりが強いと言われており、皮膚や関節の健康維持も期待されています。
ポリフェノール
ポリフェノールはビタミンC以上に抗酸化能力が高く、免疫力を維持する働きが期待できます。また、歯周病の原因となる細菌の成長抑制や腎臓病・心臓病の予防にも効果が期待できます。
エビを食べさせるときに注意すべき猫は?
・食べ過ぎ
・アレルギーがある猫
柿はβカロテンやビタミンC、ポリフェノールを含み猫が食べれる果物ですが、糖分が多いことやアレルギーには注意が必要です。
食べ過ぎ
柿は多くの糖分が含まれていますので、与え過ぎは肥満や下痢の原因となります。与える際は適量を与えるようにしましょう。
アレルギーがある猫
猫の健康維持に役立つ栄養成分を含み、猫が食べれる果物ですがアレルギーがある場合は控えた方が良いです。アレルギーがわからない場合は、初めは少量から与えてください。
猫に柿を食べさせる方法は?
・冷やし過ぎない
・種や皮は取り除く
・必要量のみ食べさせる
猫に柿を食べさせる際は食べやすいサイズにカットしてあげることはもちろんですが、他にもチェックしておくべきポイントがあります。
冷やし過ぎない
特にお腹の弱い猫に注意して頂きたいのが、冷やし過ぎないことです。冷えた食べ物は猫にとって胃腸の負担となりますので、温度は出来るだけ常温に近づけてから食べさせてください。
種や皮は取り除く
人間も同様ですが種や皮は消化に悪く、胃腸の負担になるため与えないようにしましょう。
必要量のみ食べさせる
柿(甘柿)は100gで63kcalです。与えて良い目安としては1日に必要なカロリーの10%以下にしましょう。
愛猫の必要カロリー計算は下記の記事を参考にしてください。
まとめ
・柿はβカロテンやビタミンC、ポリフェノールを含んでおり、猫が食べれる果物です。
・柿は糖分が多いことから、与えすぎに注意しましょう。
・猫に柿を食べさせるときは、冷やしすぎ・皮や種・量を意識しましょう。