【犬猫共通】プレミアムフードの機能性成分を選ぶ時に何を気にしたら良いの?【獣医師監修】

プレミアムフードの機能性成分を選ぶ時に何を気にしたら良いの?おすすめ
【犬猫共通】プレミアムフードの機能性成分を選ぶ時に何を気にしたら良いの?【獣医師監修】
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 最近はプレミアムフードと称して、ヒューマングレードやグルテンフリーといったドッグフード、キャットフードをよく見かけるようになりましたよね。今日はプレミアムフードの特徴とどういった機能性成分を意識したら良いかをまとめました。

プレミアムフードって何?

 まずはプレミアムフードとは何かについてです。明確な定義はありませんが、プレミアムフードと呼ばれているフードは下記の特徴があります。

・ヒューマングレード
・グレインフリー 、グルテンフリー
・機能性成分 (サプリメント成分)

・ヒューマングレード
 ペットフードは法律上”飼料”として定義されているため、食品衛生法で規定される人間が食べる”食品”とは扱いが異なります。そのため、食品と比べると、保存料や着色料などの添加物は自由に使用できます。そこで、食品レベルの食材やしっかりとした製造管理をしているドッグフード・キャットフードをこれまでのフードと区別して”ヒューマングレード”と呼ぶようになりました。しかし、”ヒューマングレードは明確に定義されている言葉ではなく、メーカーごとに解釈が異なりますので、しっかりパッケージやメーカーのホームページを確認しましょう。

グレインフリー 、グルテンフリー
 穀物不使用のドッグフード・キャットフードをグレインフリー、小麦不使用であればグルテンフリーと呼びます。穀物は犬と猫にとって消化吸収が悪いと言われますが、実際のペットフードは生のままではなくα化しているため問題なく消化吸収できます。そのため、穀物アレルギーがなければグルテンフリー、グルテンフリーをあえて選ぶ必要性はないと考えます (グレインフリー、グルテンフリーはお高いですので)。この辺は下記のコラムに詳細を記載してますので、ぜひご参照ください。

機能性成分 (サプリメント成分)
 乳酸菌やグルコサミン配合など、プレミアムフードには機能性成分が配合されていることが多いですが、成分ごとの機能が何かを把握されている方は少ないかもしれません。今日はこの機能性成分に焦点を当てて解説していきます。

主な機能性成分名と機能内容

 プレミアムフードによく配合されている機能性成分の一覧です。一つ一つ機能内容を説明していきます。

・乳酸菌
・フラクトオリゴ糖
・DHA/EPA (オメガ3脂肪酸)
・オメガ6脂肪酸
・グルコサミン/コンドロイチン
・タウリン

乳酸菌
 乳酸菌と言っても種類は多岐にわたります。ドッグフードやキャットフードで使われている乳酸菌はヨーグルトでも有名な”フェカリス菌 FK-23″で、腸内環境を整える効果が期待できます。

フラクトオリゴ糖
 フラクトオリゴ糖は難消化性のオリゴ糖であるため、そのまま大腸まで届き乳酸菌のような腸内細菌のエネルギー源として活躍します。これにより、腸内環境を整える効果が期待できます。ドッグフードやキャットフードだと乳酸菌とセットで配合されているケースが多いです。

DHA/EPA (オメガ3脂肪酸)
 魚油に多く含まれる脂肪酸で、食品でよく名前を聞くかと思います。ワンちゃん・ネコちゃんに対しては皮膚被毛と認知機能に効果があると期待されています。

オメガ6脂肪酸
 動物の肉や植物由来のオイルに多く含まれる脂肪酸で、こちらも食品で良く名前を聞くかと思います。オメガ3脂肪酸と同様の効果を期待できますが、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の配合比率がとても大切になります。配合比率のバランスが悪いと効果は期待できません。

グルコサミン/コンドロイチン
 食品でもお馴染みかと思いますが、ワンちゃん・ネコちゃんでも人と同様に関節保護の効果を期待されて配合されています。主にシニア向けのフードで見かける機会が多いです。

タウリン
 猫にとっては自身で作り出すことができない栄養素であるため、必須アミノ酸として定義されています。犬にとってもタウリンは重要な栄養素で、心臓の健康維持や抗酸化作用といった効果が期待されています。

主な機能性成分名と機能内容

まとめ

今日はプレミアムフードの特徴とどういった機能性成分を意識したら良いかをまとめました。
・プレミアムフードの特徴として、ヒューマングレード・グレインフリー ・グルテンフリーが挙げられます。
・機能性成分 (サプリメント成分) としてよく配合されているものには下記が挙げられます。
 - 乳酸菌
 - フラクトオリゴ糖
 - DHA/EPA (オメガ3脂肪酸)
 - オメガ6脂肪酸
 - グルコサミン/コンドロイチン
 - タウリン

この記事の著者

ペット栄養管理士 高山裕紀
topetの専任アドバイザーである獣医師の監修や論文等を用いて正確な情報をお届け致します。

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