犬に桃を与えても大丈夫!?注意すべき犬や食べさせ方をペット栄養管理士が解説

犬に桃を食べさせるときの注意点は?
犬に桃を食べさせるときの注意点は?

この記事の著者

著者_高山裕紀

ペット栄養管理士 高山裕紀
「食事と健康のはなし」編集長。
ペットフード会社でドッグフードの開発を経験後に動物たちの健康寿命の延伸を目的に(株)topetを創業。
日本ペット栄養学会所属。ペット栄養管理士、犬の管理栄養士を保有。

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はじめに

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サービスの目的

桃はビタミンやミネラル、食物繊維など犬にとって体に良い果物です。また、水分量も多いため熱中症対策に与えることもできます。しかし、桃は与え方には注意すべき果物でもありますので、今日はそんな桃の食べさせ方について解説しました。是非チェックしてみて下さい。

犬は桃を食べても大丈夫!含まれる栄養素とその効果は?

犬は桃を食べても大丈夫!含まれる栄養素とその効果は?

桃の栄養素
・ビタミンC(アスコルビン酸)
・ビタミンE(トコフェロール)
・カテキン
・カリウム
・食物繊維

桃の果肉の成分は約90%が水分でビタミンを多く含み、桃は犬が食べても大丈夫な果物です。ここでは桃の栄養成分とその効果についてまとめています。

100g中に含まれる食品成分(文部科学省「食品データベース」https://fooddb.mext.go.jp/index.plより)

エネルギー38kcal
水分88.7g
タンパク質0.6g
脂質0.1g
炭水化物10.2g
灰分0.4g

ビタミンC(アスコルビン酸)

ビタミンCはビタミンの中でも強い抗酸化作用を持ち、免疫力を維持する働きが期待できます。また、犬の皮膚や関節に重要な成分であるコラーゲンとの関わりが強いと言われており、皮膚や関節の健康維持も期待されています。

ビタミン E (トコフェロール)

ビタミンEはフードの酸化防止剤にも利用されるように、抗酸化作用を持つため細胞膜の酸化や老化を防ぐことのできるビタミンです。

カテキン

緑茶に含まれる成分として有名なカテキンですが、口臭予防の効果が期待できるほか、抗酸化作用を持つため細胞膜の酸化や老化を防ぐことが期待されます。

カリウム

カリウムは神経系の働きに重要な役割を持つミネラルです。過剰なナトリウム(塩分)を体外へ排出することで、血圧を安定させる効果もあります。

食物繊維

食物繊維は腸内で善玉菌のエサになることで腸内環境を整える効果があります。食物繊維は不溶性と水溶性がありますが、桃に含まれる水溶性食物繊維は糖質の吸収をゆるやかにすることで、食後の血糖値上昇を抑えます。

犬に桃を食べさせるときの注意点は?

犬に桃を食べさせるときの注意点は?

・腎臓病の犬
・バラ科のアレルギーがある犬

抗酸化作用を持つビタミンCやEを豊富に含む桃ですが、カリウムが含まれることやバラ科であることを考慮して注意点をまとめました。

腎臓病の犬

腎臓病の犬は、腎臓機能の低下によってカリウムのバランスを崩しやすい傾向にあるため、カリウムの摂取には気を付ける必要があります。

バラ科のアレルギーがある犬

桃はりんごと同じバラ科の果物で、アレルギーの報告が多い食品です。アレルギーの症状は、皮膚疾患、下痢や嘔吐が代表的です。過去にバラ科の果物でアレルギーが発症したことがある犬は注意が必要です。

犬に桃を食べさせる方法は?

・冷やし過ぎない
・種や皮は取り除く
・必要量のみ食べさせる

犬に桃を食べさせる際は食べやすいサイズにカットしてあげることはもちろんですが、他にもチェックしておくべきポイントがあります。

冷やし過ぎない

特にお腹の弱い犬に注意して頂きたいのが、冷やし過ぎないことです。冷えた食べ物は犬にとって胃腸の負担となりますので、温度は出来るだけ常温に近づけてから食べさせてください。

種や皮は取り除く

人間も同様ですが種や皮は消化に悪いため胃腸の負担になるため与えないようにしましょう。

必要量のみ食べさせる

桃は中1個(200g)の1/4カット(50g)で19kcalです。与えて良い目安としては1日に必要なカロリーの10%以下にしましょう。
愛犬の必要カロリー計算は下記の記事を参考にしてください。

まとめ

・桃は水分やビタミンを多く含んでおり、犬が食べても大丈夫な果物です。
・桃はカリウムを含むことやバラ科であることから、注意した方が良い犬がいます。
・犬に桃を食べさせるときは、サイズや温度・皮や種・カロリーを意識しましょう。

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