【2020年実績】わんこが罹りやすい傷病と対策 〜皮膚病編〜【獣医師監修】

【2020年実績】わんこが罹りやすい傷病と対策 〜皮膚病編〜【獣医師監修】
【2020年実績】わんこが罹りやすい傷病と対策 〜皮膚病編〜【獣医師監修】

わんこが罹りやすい傷病を最新のランキングに沿ってまとめています。そして、TOP3の傷病の原因と対策を3編に分けて解説していきます。今日は第1位の皮膚病について見ていきましょう。第2位の外耳炎、第3位の胃腸炎については下記を参照ください。

わんこが罹りやすい傷病

まずは、アイペット損害保険が発表した2020年のランキング(※)を見てみましょう。この結果に基づき、保険金請求が多い傷病 = 罹りやすい傷病として第1位の皮膚病について解説していきたいと思います。

犬の保険金請求が多い傷病ランキング
<TOP10>
 第1位 皮膚病
 第2位 外耳炎
 第3位 胃腸炎

 第4位 下痢
 第5位 腫瘍
 第6位 異物誤飲
 第7位 心臓病
 第8位 歯周病
 第9位 骨折
 第10位 嘔吐

※2020/06/09 アイペット損害保険「ペットの保険金請求が多い傷病のランキング2020
 通院・入院・手術を総合した保険金請求件数を参照

皮膚病の症状

痒み
 痒みがあるかどうかは、舐める・擦り付ける・引っ掻くといった行動から判断できます。

脱毛
 毛が抜けてしまっている場合、自身で掻いたこと (痒み) が原因なのか、掻いていないのに毛が抜けてしまっているのか確認しましょう。痒みが原因ではない場合は、ホルモン性の疾患や遺伝性の疾患などが考えられます。

フケが多い
 フケについても、痒みが伴うのかを確認しましょう。痒みが伴う場合は感染症や寄生虫を疑い、痒みを伴わない場合は栄養不足/偏りや内分泌疾患を疑いましょう。

赤み・発疹
 皮膚疾患が原因で起こることが多く、動物病院で診てもらうことである程度原因は特定できます。

皮膚病の原因と対策

アレルギー
 アレルゲンとなる原因物質により皮膚炎を発症します。食物が原因であることが多いため、愛犬のアレルギーを把握しておき原因物質を避けてあげましょう。アレルギーを発症しやすい食物については、肉(牛/鶏/羊)・小麦・乳製品・鶏卵・大豆・とうもろこしなどが挙げられますので是非チェックしてください。

ノミやダニ
 寄生虫感染によりアレルギー反応が起こり、痒みを発生させます。ノミやダニは予防薬が市販されていますので、しっかり予防することが大切です。

細菌
 代表的なものとして膿皮症があります。この原因菌は、犬の皮膚表面に常在菌として存在しており、皮膚機能に異常が起きることで発症します。ストレス・スキンケア不足・栄養不足/偏りなどが原因と考えられています。そのため、ストレスを溜めない・スキンケアをする・栄養バランスを意識した食事を摂るといったことが対策となります。

最後に

今日はわんこが罹りやすい傷病の1つである皮膚病について説明してきました。愛犬が体を掻くことは良くありますが、しきりに掻くなど普段と異なる場合は痒みがあるのでは?と疑ってみてあげましょう。早期発見により病院で適切な治療を受けることで早期回復が見込めます。上記対策と合わせて意識してみてください。

まとめ

・わんこが罹りやすい傷病を最新のランキングを基に、皮膚病について解説していきます。
・皮膚病の症状としては、痒み、脱毛、フケが多い、赤み・発疹が挙げられます。
・原因としては、アレルギー、ノミやダニ、細菌が挙げられます (対策は本編を参照ください)。
・皮膚病は早期発見が大切ですので、ぜひ普段から観察してあげてくださいね。

この記事の著者

ペット栄養管理士 高山裕紀
topetの専任アドバイザーである獣医師の監修や論文等を用いて正確な情報をお届け致します。

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