おすすめはどっち?「ドライフード VS ウェットフード」

おすすめはどっち?「ドライフード VS ウェットフード」おすすめ
おすすめはどっち?「ドライフード VS ウェットフード」
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犬を飼われている方も猫を飼われている方も、カリカリのドライフードが良いのか水分量の多いウェットフードが良いのか悩まれたことがあるのではないでしょうか?
今回はフードの種類を紹介しながら、ドライフードとウェットフードを比較しておすすめはどちらかを検証していきたいと思います。

ドライ?ウェット?フードの種類について

ドライ?ウェット?フードの種類について

・ドライフード
・セミモイストフード
・ソフトドライフード
・ウェットフード

ペットフード協会ではフードの種類を水分量や発泡 (気泡が含有されており、粒が膨らんでいる) 有無から下記4つの種類に分類しています。
今回は水分量に着眼して、ドライフードとウェットフードを比較していきたいと思います。

①ドライフード ←今日のお話

水分10%程度以下のフードでいわゆるカリカリのフードのことをドライフードと呼びます。

②セミモイストフード

水分25〜30%程度の発泡していないフードをセミモイストフードと呼びます。フードを製造する際に、形状を作るために機械で高い圧力をかけるとフードの中に空気が入るのですが、空気が入っていないフードが発泡していないフードです。

③ソフトドライフード

水分25〜30%程度の発泡しているフードをソフトドライフードと呼びます。セミモイストと水分量は一緒ですが、機械でプレスして空気が入っている (発泡している) フードがソフトドライフードです。

④ウェットフード ←今日のお話

水分75%程度のフードをウェットフードと呼びます。ドライフードやセミモイストフード、ソフトドライフードと比較して固形感が無く、明らかにウェットな見た目をしている点が特徴です。

ドライフードとウェットフードを比較

ドライフードとウェットフードを比較

飼い主目線で気になるポイントに絞った下記5つでドライフードとウェットフードを比較していきたいと思います。

嗜好性 (食いつき)
栄養価
保存性 (開封前)
保存性 (開封後)
費用

嗜好性 (食いつき)

一般的に犬も猫も水分量の多い食事を好みますので、文句なしにウェットフードの方が嗜好性は高いと言えると思います。
ただし、ドライフードの嗜好性が低いという訳ではなく、ドライフードと比較してウェットフードの方が嗜好性が高いという意味合いです。
また、あまり嗜好性が高すぎると、早食いする傾向がありますので一度に与える量を調整しないと良くない側面もあります。
嗜好性 (食いつき) はウェットフードの方がおすすめ!

栄養価

ドライフードは基本的に総合栄養食のフードが多いと思いますが、ウェットフードは食欲向上や栄養補助のための一般食や栄養補完食として販売されている商品が多いです。
ただし、ウェットフードにも総合栄養食のフードはありますので、栄養価という観点だと、総合栄養食のフードを指定の給与方法で与えていればドライフードもウェットフードも同等だと言えます。
総合栄養食であればドライフードもウェットフードも栄養価は変わらない!

保存性 (開封前)

ドライフードは水分含有量を10%以下に乾燥し、粒状とすることで長期間保存できるようになっています。そのため商品にもよりますが、凡そ1年から1年半を賞味期限としている商品が多いです。
一方でウェットフードは内容物を缶詰やアルミトレー・レトルトパウチなどの密閉容器に充填し、加熱殺菌をすることで長期保存できるようになっています。そのため、賞味期限としてはドライフードよりも長く、凡そ2年から3年のものが多いです。
保存性 (開封前) はウェットフードのが高い!

保存性 (開封後)

開封後に意識しないといけないのは微生物の繁殖です。一般的に水分量が多い (≒ 水分活性が高い) 時に微生物が繁殖しやすいです。
ドライフードはその名の通り水分量が少なく、ウェットフードは水分量がとても多いため、開封後に微生物が繁殖しやすいのは圧倒的にウェットフードです。そのため、ウェットフードは1度に食べる分だけを与えましょう。
保存性 (開封後) はドライフードのが高い!

費用

令和2年 全国犬猫飼育実態調査の結果 (一般社団法人 ペットフード協会) を参考にさせて頂くと、犬主食用フード1ヶ月の平均支出金額は¥3,304となっています。
また、主食におけるフードタイプを比較するとその大部分 (70%強) がドライフードを利用していることから、ドライフードの1ヶ月平均支出は凡そ¥3,304程度ということになります。
ウェットフードは市販のウェットフードの価格帯¥70〜 (1袋) を参考値として、小型犬でも1日少なくとも2袋をあげる必要があるため、”¥70×2(袋)×30(日) = ¥4,200″ となり、少なく見積もっても1ヶ月¥4,200円はかかることがわかります。
にゃんこについても同様の結果となりますので割愛しますが、ウェットフードは加工工程や密閉容器への充填、1袋が少量という点からも価格は高くなる傾向にありますので、ドライフードより割高になります。
費用はドライフードのが断然安い!

最後に

今回は2勝2敗1分ということで引き分けという結果になりました。
ドライフードもウェットフードもケースバイケースで使い分けることが大切だと考えています。例えばあまり食欲がない時や、水分摂取が少ない子であったりする場合はウェットフードがおすすめですし、発育期など自由給餌させた方が良い場合はドライフードがおすすめです。

まとめ

・ドライフードとウェットフードの比較をしました。
・ウェットフードは嗜好性、保存性 (開封前) においてドライフードより優れており、ドライフードは保存性 (開封後)、費用といった点でウェットフードより優れています。
・ドライフードもウェットフードも甲乙つけがたい結果となりましたが、それぞれの長所と短所を把握し、ケースバイケースで使い分けることが望ましいです。

この記事の著者

著者_高山裕紀

ペット栄養管理士 高山裕紀
topetの専任アドバイザーである獣医師の監修や論文等を用いて正確な情報をお届け致します。

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